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2018年11月21日水曜日

低い響きを出すためには

低音がとても利いてる歌手といえば。

男性だと、福山雅治、コブクロの黒田さん、玉置浩二、GACKT、etc…。

女性だと、絢香、AI、竹内まりや、中島みゆき、etc…。

ぱっと思いついたのはこのくらいで、まだまだたくさんいると思います。


声に低音の響きが入ってくると、説得力、深み、安心感が出てきます。

わたくしが重要視しているのことの一つです。

もともと声が低い人は、比較的低音の響きを作ることは容易。

これは、喉仏の大きさ、声帯の長さ・厚みによるものです。

一般的に喉仏が大きい人は声が低い場合が多いです。


自分の歌声は何となく軽いな、薄いな、細いな、と思っているあなた。

声に深みを出したいと思っているあなた。

また、自分喉仏が小さいんだけど…というあなた。

安心してください、あくまで個人差はありますが
今よりも深みを出すことは出来ます。

そのためには、以前話題にした「咽頭共鳴」が必要になります。


突然ですが、みなさんは裏声をどれくらい下の音まで出せますか?

早い段階で地声に裏返ってしまった人、諦めずにチャレンジしてみてください。

これが咽頭共鳴腔を広げる練習の一つで、同時に喉開けの練習にもなります。


裏返ってしまった所から次はもう一つ下まで、さらにもう一つ下まで…

途中で疲れたり、声が掠れたりしたらすぐ休むこと、これも重要です。

この練習は声を張る必要は無いので、自宅でも出来ます。


低い響きを手に入れたい方、是非チャレンジしてみてください。


2018年11月4日日曜日

喉を開けるとは?

わたくし埼玉が頻繁に出すワード、「喉を開ける」。

あくびしてる時、「ハッ」と驚いた時、「オエ~」してる時。

だいたい、この時喉が開いてます。

今回は具体的に喉開けに触れてみたいと思います。


喉が開いてるとき、口の中がどういう状態になっているかというと

まず、喉仏が下がります。

と同時に、軟口蓋というところが上に広がります。

軟口蓋とは、のどちんこがある、ぷにぷにした辺りのことです。

喉仏が下がり、軟口蓋が上がって初めて喉が開いてると言えます。

これを、口を大きく開けることと勘違いしてる方が多いので十分気をつけてください。


喉仏を下げることで、深み、重みのある響きを作ることができ

軟口蓋を上げることで、明るく、軽やかな響きを作れます。

要するに、喉が開くと表現豊かな声を手に入れることが出来るのです。

このバランスが崩れてしまうと、重苦しいだけ声になったり、キンキンと金属的な声になってしまったりと…

ミックスボイスを習得する上でも必要不可欠になってきます。

喉を締めて、ひたすら鼻に声を集めて、これをミックスと言ってる人もいます…恐ろしい。

喉を開けることの一番大事なポイントは

声帯に限りなく負担をかけずに声を出せる、ということです。

喉仏と軟口蓋のバランスが崩れるほど声帯に負担がかかります。


楽しく歌い、少しでも声の寿命を延ばしたいのであれば、しっかり喉を開けていきましょう。



2018年9月24日月曜日

咽頭共鳴


皆さん、咽頭共鳴ってご存知ですか?

前回、鼻腔共鳴のお話をさせて頂きましたが、今回は咽頭共鳴について小話を。

まず咽頭腔とは、鼻腔と喉が繋がる辺りからスタートして、気道と食道が分岐する辺りにかけての範囲のことを言います。ちょっと広いです。

さらに、咽頭は上咽頭、中咽頭、下咽頭の三つの位置に分けられています。

そして、この中の下咽頭が特に大事です。

何故大事かと言いますと、一番声帯の近くにある空間だからなんです。

ここで声を共鳴出来るか出来ないかで、声の響き方に大分差が出てきます。

深み、優しさ、説得力。



これらを表現したいのであれば、是非咽頭共鳴をマスターしましょう!

他にも、声量、高音にも関わってきます。

正直、鼻腔共鳴は二の次で良し!

というわけで、咽頭共鳴を知らなかったという方、少しだけ興味を持っていただければ幸いです♪

2018年9月8日土曜日

鼻腔共鳴


みなさん、鼻腔共鳴ってご存知ですか?

そもそも鼻腔というのは、鼻穴よりも更に奥にある縦長な空間のことです。

その縦長な空間に声を響かすことが鼻腔共鳴です。

共鳴させることで、声が普段よりも豊かな音色になって、歌では欠かせないものになってきます。

「鼻腔共鳴が大事? よし、それならとにかく鼻に声を持ってこよう!」

こういう方、大抵は鼻声、キンキン声になってる可能性が高いです。

それは何故かと言うと、シンプルに喉が締まっているからですね。

それと、共鳴空間は一ヶ所ではなく、同時に色々なところを使いましょう。

咽頭腔、口腔等。

少し脱線しましたが…

鼻声、キンキン声になってしまっているかチェック法があります。

鼻を摘まんで歌ってみてください。

摘まんだ瞬間に声質がガクッと変わった方、これから気を付けましょう。

変なクセが定着してしまうと、修正するのに多くの月日を強いられます…

正しい方法で鼻腔共鳴をコントロールできるようにしていきましょう!

2018年9月7日金曜日

喉仏の発声での使い方

さて、喉仏の発声での使い方ですが、単純に言うと、通常時の喉仏の位置を「中」とした時に、

    「上」の位置では声が高くなります。声質も金属っぽくなります。
    「下」の位置では声が低くなります。但し、喉から下に声を共鳴/響かせることが必要です。
    「中」の位置は所謂普通に地声です。

これらの位置の難易度/危険度は、優しい/安全な順に、中、上、下、となります。
※ 間違った使い方で続行すると、喉を傷めますのでご注意願います。


先ず、中の位置で喉周りの脱力を習得して「喉が開いた」状態を維持できるようにします。

次に、上の位置を使うには、喉を開いた脱力を維持した状態で、液体を飲み込む動作をします。すると喉仏が上にぐっと持ち上がるのが分かります。喉仏に軽く指を添えてやってみると、良く分かると思います。
普通ですと、飲み込み動作が終ると自然と喉仏は「中」の位置に戻ってしまうのですが、ここでぐっと堪えて、喉仏が上がった状態を維持します。添えた指で分かりますが、男性なら「中」位置では出っぱった状態になる喉仏が、「上」の位置では喉がほぼ平らになっていることが分かります。
その喉仏が上がっている状態で、必要最小限の力だけ使って声を出すと、(特に男性の場合)地声っぽい綺麗な高い声が出ます。

下の位置に持っていくには、あくびをするように口を開いて、無声音(内緒話の時の声の出し方です)状態で空気だけ吐き続けると、喉仏が下に降りていることが分かります。
その状態を維持して、無声音を有声音(普通に声を出す)に切替えると、低い声が出ます。
但し普通は声量が足りません。
実用レベルにするには、呼吸と共鳴/響きのコントロールが併せて必要となるので、独力での習得は難しいと思います。

2018年8月23日木曜日

お腹 / インナーマッスル vs アウターマッスル

今回は、「これやってる人多いな!」がテーマです。

何をやってるかと言いますと

お腹に力を変に入れてしまっている、これです。

歌はインナーマッスルを主に使います。

今回のテーマに当てはまっている人は大体アウターマッスルをガンガン使ってます。

腹直筋と呼ばれる箇所ですね。

声を出す時にここを固めてしまうと、

声がキンキンする

何か苦しそう

思ってるより高音が出せない

要するに喉が閉まってしまうんです。

こういう場合は、固めるのではなく、逆にお腹が膨らむイメージをもってください。

固めるのに慣れてしまっている人は、はじめは戸惑うかもしれませんが、ゆっくり修正していきましょう!

今よりも数段歌いやすくなりますよ♪


ではでは!

2018年8月17日金曜日

物まねボイストレーニング

これも随分前に買って、「積んどく」になってたものです。
「声優」「ものまね」とあったので、てっきり人の声を真似る方法の説明かと思ったのですが、違いました。

「喉を開く」ことを目的とした入門書として、超初心者に良い本だと思います。

発声のメカニズムの簡単な紹介、
声を良く響かせる為のフレデリック・フースラーの「声の当て所」、等があり、
横隔膜を上下に使う、「腹式呼吸」を基本として説明しています。

この後、「ものまね」として、子犬の鳴き声、蜂が飛ぶ音、等々の解説があり、それだけでは何か分かりませんでした。

附属の練習用 CDを聴いて納得しました。
これは、多分所謂「ベルカント唱法式ボイトレ」を、「ものまね」という形で簡単に分かり易く再構成したもので、楽しみながらボイトレできる、という本です。

その意味で大変良い本と思います。

ただ、ある程度ボイトレが進んだ人には全然物足りないでしょうね。

2018年8月1日水曜日

ミックスボイストレーニングで必ず歌がうまくなる本

所謂弓場さんの YUBAメソッドの本ですね。

非常にコンパクトに要点だけ記載された良書と思います。

高い声で歌う方法(6)」では、所謂「ミドルボイス」(地声をベースに強化してゆく方法)で高い声を出す話を書きましたが、この本はもう一つの方法である「ミックスボイス」(裏声をベースに地声を任意比率で混合する方法)を出せるようにする為の方法について記述されています。

内容はざっとこんな感じです(※ 用語表現等は若干変えてあります)。


  • ミックスボイス = 地声 + 裏声
  • 歌う為の筋肉
    • 内喉頭筋(喉周り)
    • 調音筋(口鼻周り)
    • 呼吸筋(胸腔周り)
  • 3つの音質
    • 地声
    • 息洩れの無い裏声(声帯閉まる)
    • 息洩れの有る裏声(声帯開く)
  • YUBAメソッド、6つの発声能力
    1. 広い音域を安定して(地声と裏声の混合)
    2. 音量を自在に調節しながら(声門の開閉、声帯の伸縮)
    3. 正しい音程で(換声点ショック・ゼロ)
    4. 明瞭な発音(調音筋)
    5. 一息で長く(声門閉鎖で息の節約)
    6. 様々な音色を自在に調節(地声と裏声の混合)

附属の CDも秀逸で、次の内容からなります。
  • 息洩れ有り裏声の練習
  • 息洩れ無し裏声の練習
  • 地声の練習
  • ミックスボイス 1、声帯筋を働かせた状態で、裏に表を混ぜるの練習
  • ミックスボイス 2、音を飛ばしても滑らかにの練習
  • ミックスボイス 3、表と裏を自在に混合の練習

習得できれば、音域の拡大のみならず、歌の表現の幅は格段に広がるでしょう。

念の為書き添えると、この手の本は附属 CD の音源が重要で、それを使って練習することが主体ですよ?
本の解説は、趣旨や背景を説明する為のもので、それを読んでも練習が伴っていないと実感できません。勿論、習得なんかできる筈もありません!


2018年7月14日土曜日

喉に良い・悪い飲み物(後半)

どーも!
埼玉です!
さて、前回に引き続き『喉に良い・悪い飲み物』について話していきましょう。
前半では、先に「これ悪いの?」の方に触れてきましたが、後半は「これは良い?」について話していきたいと思います。
喉に良いものとして、まず思いつくのは蜂蜜ですかね。
飲むというか食べるですよね(笑)
蜂蜜には殺菌、粘膜保護効果があって、歌う前よりかは喉が痛い時にもってこいです。
蜂蜜に大根を浸けたハチミツ大根もオススメですよ♪
喉に良い飲み物として、埼玉が推奨するのが
白湯です(笑)
いや、冗談ではなくです!
良い声を出す為には、まず喉を温めて血流を促すことが大事です。
お腹にも優しいです♪
そういった面では、カラオケの場合
ソフトドリンクに氷をガシャガシャ入れる方が多いと思いますが
敢えてそこは氷を入れないのも喉に良い方法ですね。
あとは温かい飲み物を頼むとか♪
結局のところ
何を飲もうにも、「過ぎない」ことが大事ってことです!
ではでは。

2018年7月13日金曜日

喉に良い・悪い飲み物(前半)

どーも!
埼玉です!

今回は、生徒からよく頂く質問を紹介したいと思います。

『喉に良い・悪い飲み物って何ですか?』

何気に出し尽くされてるテーマかな?(笑)

ですが、せっかくなので埼玉なりの見解を♪


先に「これ悪いの?」の方から。

よく聞くのが、烏龍茶は声帯の油分を洗い流してしまうので控えた方が良い。

他にも、牛乳やカルピスなどの乳製品は痰が絡みやすくなる。

これもよく聞きます。

結論から言います。
上記の件に関しては、わたくしの経験上全く問題ございません。

そもそも油分て…

コーヒーでも、ジンジャーエールでも関係ないです。

カラオケなら尚更。
好きなものを飲んで楽しく歌った方が上手く歌えます♪
 
ただ!!

アルコールの飲み過だけは避けてください!

声帯が浮腫んでしまうからです!

ほろ酔いくらいならセーフですが…

お酒が入らないと緊張して歌えないという方には、少し酷な話かもしれません。


というわけで、後半に続きます!


ではでは。

2018年7月3日火曜日

リラックス

どーも!
埼玉です!



歌っている時に、体のいたるところに力が入ってしまう方、結構いるんじゃないでしょうか?

特に、顎、首、肩まわり。


そもそも、何故に力が入るといけないのか?


代表的な理由としては、喉閉めの助長。

これだと思います。

それにより、響き、細かいコントロール、スタミナ維持、etc…これらに影響してきます。


高音を出したい!

声量をあげたい!


ついついパワーで押しきりたくなりますよね。

気持ちは凄く分かります。


でも、その状態に体が慣れてしまうと
なかなかクセが抜けにくくなります。

例えば、お風呂に入ってるイメージ。

あとは、卵の上に立って、殻が割れないようにするイメージ(笑)

これ意外にオススメです。


自分がリラックスできる状況を作っていきましょう!


ではでは。

2018年6月30日土曜日

声帯

どーも!
埼玉です!


みなさん、自分の声帯を見たことあります?

見たことある!
という方はなかなかいないと思います。

もしかしたら耳鼻咽喉科に行った際に見たという方はいらっしゃるかもしれませんね。
  
ざっくり言いますと喉仏の中にあり、自力で見ることは難しい、というか絶対にやめてくださいね!

声帯は二枚1対の「ひだ」です。
個人差はありますが、大きさは成人でだいたい9~12ミリ。

そうです、めちゃくちゃ小さいのです!

そして繊細なのです!



カラオケで大声で歌うと気持ちいいですよね!
ですが!
お酒も沢山呑んだ状態で、大声で張り上げて歌っている方、気を付けてください。


小さくて繊細な声帯…(2回目)

もしかしたらSOS を発してるかも…



でも安心してください♪

声帯に無理のない声の出し方がちゃんとあります!

それは…

実際にレッスンにて♪

または、ブログでちょっとずつ(笑)

ではでは。

2018年6月21日木曜日

発声と滑舌

良く滑舌が悪いのを直したい、と仰る方がいます。

ご本人は口や舌の動きや使い方が悪いせいじゃないかと思っていらっしゃいます。

ですが、実際にその発声を聴くと単に鼻が詰まっている/通りが悪い、だけということも多々あります。

やってみればすぐに分かることですが、
例えば鼻を指で摘んで早口言葉を喋ったら、
絶対に明瞭な喋りにはなりません。

滑舌が悪いと思っている方の相当数が、単に鼻の通りが悪いだけだったりします。

2018年6月20日水曜日

水分摂取

どうも!
埼玉です!

唐突ですが、梅雨ってジメジメして、汗をかいてもなかなか乾かないし…
とても憂鬱な時季ですよね。

雨が降るから湿度が…


湿度が…


湿度!?


そう!歌好きのみなさん!

湿度が高いから喉にはとっても良い♪

そう前向きに考えてみませんか(笑)


ちょっと強引過ぎました。


でも、実際に喉には水分が不可欠!


巷では1日に水を少なくとも1.5~2リットルは飲んだ方が体に良いと言われてますが、詳しい量はよく分かりません(笑)


ですが、カラオケが好きな方、歌を習ってる方、プロの歌手…
みなさんに共通して言えることは、声を出す際はこまめに水分を摂りましょう♪

ということです。


声は、声帯というところに息が当たって振動することで生じます。
声帯は本来プルンプルンになってるのが理想ですが、水分が足りてないとその声帯がビーフジャーキーみたいに固くなってしまいます。(極端な例えです)
その状態で振動させてしまうと…

キャー!!

ご想像の通りです。

そんなの分かってるよ~!という方は多いと思いますが、声を出す機会が多い人ほど、水分補給が大切だということをちょっとだけ思い返してみてください♪


ここまで来てやっと気付いたんですが

ブログテーマが他の先生方と若干かぶってましたー!!

すいませーん!!!!


ではでは。

2018年6月19日火曜日

声の指向性

若干イメージ操作的な側面はあるのですが、声と言うのは指向性があります。
目の前の人に話かけるのと、遠くの人に届くように叫ぶのとでは、声の大きさだけではなく、指向性を意識して使い分けると良いです。

実は声が小さい、良く聴こえないと言われてしまう人の中には、
この指向性を意識していないために、漫然と周辺に声が散ってしまって相手に声が届いていない、という方がいます。

例えばちょっと距離を置いて人に話かける時、メガホンやパイプを通して声を出すとしましょう。
当たり前ですが、メガホンやパイプをその人に向けて声を出せば良く届きますが、違う方向、例えば上に向けて声を出したら、あんまり良く届かないと思います。
こういうことをメガホンやパイプは使わないですが、意識して操作すればいいのです。

2018年6月16日土曜日

Adam's Apple / 喉仏

"Adam's apple" って、ご存知ですか?

所謂「喉仏」のことです。

女性の場合はあまり大きくないので、目立ちませんが、
男性の場合はある程度大きいので、外からでも分かりますね。

で、少なくとも男性の場合、これをうまく使うと、高い声の発声や声質の変化に利用できます。
多分…

一つ注意すべきは、所謂「喉が開いた」状態を達成してからじゃないと、この手法は利用が難しいことです。

いづれにせよより良い発声をするには、最適な力を必要な箇所だけにかけて、それ以外の場所はきちんと脱力しておく、ということが自在にできないと難しいものです。

逆にそういうことができるようになると、色んな声を出す事も可能になります。

2018年6月15日金曜日

高い声で歌う方法(6)

私はミドルボイス指向だったんですが、
最近はミックスボイス(裏声ベース)も使えないと困るなぁと思うようになりました。

というのは、やっぱり体調悪いと綺麗に高い所までミドルボイスが出ないんです。
普段なら余裕で出るのにね。
日常のボイトレが不足しているのがいけないんですけどね。

そういう時に選択肢としてミックスボイスも使えると、
まぁ、綺麗に出る/出ないで言えばちゃんと出ることになるので、
汚い音(換声点ショック等)で出てしまうよりは良いですね。

あとやはり、歌の表現の幅が広がると言うメリットは大きいです。

この記事「ミックスボイストレーニングで必ず歌がうまくなる本」の本で習得しましょう。


 今の所私は下図のように理解しています。



2018年6月14日木曜日

高い声で歌う方法(5)

さて、地声と裏声の声質が違う人の話の続きです。
主に男性向け。
女性でも地声でパワフル/ダイナミックに歌いたい人には当てはまります。




図の状態で暫くは問題無いのですが、ある程度歌い込むと、声質が変わってしまう裏声ではなく、地声で全部歌いたくなります。裏声は、どうしても声が細かったり、薄かったり、迫力に欠けたり、表現上制約が厳しいのですな。

何で裏声を使わざるを得なくなってるかと言えば、地声の音域が狭いからです。
で、広げたくなる。

ここで、一つ一般則。

・音域は、同じ努力を払った場合、低い方に伸ばすよりは、高い方に伸ばす方が楽
・普通は、より高い方に伸ばした方が、広く伸ばせる

だから、高い方へ伸ばします。

ですが、純粋な地声はある程度のところで限界に見舞われます。
どうしても、換声点ショック(裏返る)がやってくる。
或は、喉が締まって、シューシュー息が洩れるだけで声が出なくなる。

回避のために、ここで、使われる手法が「ミドルボイス」という奴です。

これ、人によっては、地声として扱うようです。
でも、やっぱり地声とはちょっと違います。
少なくとも発声できるようになる迄は、別物です。

自転車乗れない人が補助輪でなら乗れるけど、乗れるようになってしまったら、何で補助輪必要だったのか分からないのに近いかも知れません。
使えるようになって暫くすると、地声と同じ感覚で使えて、聴いている方も地声と変わらず聴こえる声です。
…ほんの少し、違う(若干金属的響きが入る?)のですが、ほぼ一緒。

これは、音程が上がるにつれ、徐々に締まって行く喉を、意図的に締まらないように筋力のバランスをとって、頑張ってでも必要最小限の筋力を使って、その高さの音を出す、と言う練習を毎日繰り返すと、大体3ヶ月位かと思いますが、ある日突然出るようになるものです。
裏声になってもいけません。

そして、出るようになった時には、2,3音纏めて突然使えるようになるんじゃないかな?
図3。


この「ミドルボイス」の練習自体は、 高い声で歌う方法(1) で紹介した本で説明されています。
※ ミドルボイス(地声系)は、ミックスボイス(裏声系)とは違いますよ!!!

耳が良ければ自習でも習得できます。

この本は、附属CDを聴いてその通りに真似る本で、本文はおまけみたいなものですので、そこをお間違い無く!

自転車の練習同様、人に助けて貰うともっと楽にできます。
当校でもお手伝いしますよ!

できるようになった人は、「アレね」と、すぐに分かりますし、自分でも出せます。
また、他人の発声を聴いて、「それ」とか「それは違う」とか言えます。
できない人は…何やら見当違いのことをゴチャゴチャ言っています。
…だから、できない人の話を聞いても、役に立たないどころか、害にしかならないし、時間の無駄ですよ!
※ 厄介なのは、これが「地声」と信じて疑わない人も多いので、その人は「そんな『ミドルボイス』なんて変なものは覚えなくて良い」と、言い出すこともあります。


一旦コツを掴んでしまえば、どんどん高い方に伸ばしてゆけます。
勿論、限界はありますけどね!
図4




この辺りの理論背景は、下記の本に紹介されています。
輪状甲状筋とか甲状披裂筋とか複雑なことが書いてありますが、歌的には要するに、できるか、できないか? の2つに1つしかありません。

自転車乗りと一緒です。
できちゃったら、できない人にどうやったらできるのか? って、うまく説明するのが難しいところまで似てます。


ミドルボイスが使えるようになると、男性でも一般的女性曲(若干低めの声)なら、原キーで普通に「地声」で歌えるようになります。

2018年6月13日水曜日

高い声で歌う方法(4)


さて、殆んどボイトレをやったことが無い方というのは、例えば 1オクターブあるかどうか分からない、普段の話声と殆んど変わらない「地声」しか使って歌えません。
そして、自然と使える、或はほんのちょっとの訓練で使えるようになる「裏声」も使えます。

で、地声で低い方から高い方に音程を移動してゆくと、普通はどんどん喉が締まって苦しくなって、あるところで急に声がひっくり返って、裏声に、自然となってしまいます。

この声がひっくり返る(声の質が切り替わる)ポイントを、「換声点」と言います。

次の図1ですね。
この状態では、地声と裏声がそれぞれ出せる音域が綺麗に分かれています。




この状態では、歌の途中で、特にフレーズの途中で換声点に遭遇する非常に美しくない歌唱になります。
何故なら、特に男性の場合、地声と裏声の声質が全然違いますから。

女性の場合うまく声を加減すると、地声と裏声の声質の差が小さく聴こえるので、実は男性程この点に置いては悩みはありません。

で、この「換声点ショック(意図せずいきなり声質が変わってしまう事)」を何とかしたい、というところが、まあ、普通のスタートでしょう。

というのも、何かの曲を歌おうと思ったとき、例えキーを変えて自分の音域に合わせようとしても、
地声の音域よりもその曲の音域の方が広ければ、どこかで裏声を使わざるを得ない状況になり、
かつ、それが表現上、うまく無いことも多い(先のようにフレーズの途中に入ってしまうなど)ためです。

で、もうちょっと所謂ボイトレをすると、地声の範囲が広くなって、図2のようになります。
換声点付近で、地声でも裏声でも選んで都合が良い方を出せる状態です。




この状態だと、キーを少し変えれば、あるフレーズだけは全部まとめて裏声で、ということが可能になるので、基本は地声で、で、特定の音程の高いフレーズは歌の表現と併せて裏声で、という歌い方が可能になります。

2018年6月12日火曜日

高い声で歌う方法(3)

ミドルボイス/ミックスボイスは、混同され易いのですが、或は区別がついて無い人が多いと思っています。ここでは、下記のように規定します。他所の定義と同じかも知れませんし、違うかも知れません。

ミドルボイスは、あくまで地声を強化して高い音域に伸ばして行く手法です。

ミックスボイスは、裏声の存在を前提とします。
裏声を低音側に伸ばす事から始め、最終的には地声と裏声を混合した声になることを目指ます。
究極的な理想としては、地声と裏声の混合比率を自在に選べるようにして、歌の表現手法として応用できるようにするものです。

そのためには、まずはある程度裏声自体を強化する必要があるでしょう。

同時にミドルボイスの強化も進めれば、地声と裏声の混合比率を選べるようになる…と考えています。