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2018年11月16日金曜日

ルバートについて

今日はルバートについて語ってみようかと思います。

ジャズなどで「曲の初めはルバートで歌ってそのあとインテンポに〜」なんて会話があったりします。ルバートって何?という方にまずは便利なWikipediaさんに聞いてみましょう。正しくは「テンポ・ルバート」というそうです。
テンポ・ルバート(伊: tempo rubato)は、訳せば「盗まれた時間」という意味であり、本来的には音符の音価の一部を奪い、他の音符に付与することを意味していた。したがって全体のテンポは変化しなかった。19世紀以降ではこの概念は退化して、柔軟にテンポを変えるという意味で用いられるようにもなった。

ということでテンポ、拍の長さを柔軟に変えましょうということになります。

で、よく現場でも「ルバートってどう歌っていいかわからない」という方が非常に多いです。また、いくらテンポを柔軟にしてやるからと言ってピアノやギターなど伴奏する人を置いてけぼりにしちゃう人が多いように思います。僕なりのルバートのやり方というのかな?大事なのは何かというのを語ってみたいのですが、とにかく一番大事なのは

「息を合わせる」

ということです。当然ですが伴奏者と息を合わせねばルバートのような演奏は成り立ちません。バラバラになってしまいますよね。ここで息を合わせるというのはどこから歌い出すのかというタイミングをはかることになります。
どうやって息を合わすか?ですが、息継ぎです! 伴奏する人は歌う人の息継ぎのタイミングをよく観察しています。息を吸ったらあと出すしかないでしょう笑。どこから歌い出すのか、一番わかりやすいのは息継ぎの瞬間です。
ヨーイドン!せーのっ!って言ったら大体この辺ってわかりませんか?文字通り呼吸で、息でタイミングを合わせる、息を合わすことが大事だと思います。

また、自分から出るべきところなのか、伴奏の音を聞いてから出るのかをきちんと把握するということも大事だと思います。その曲によって様々ですが、歌がリードすべきところ、伴奏がリードするところ、いろんな要素があると思います。そこを理解してやると話はスムーズです。お互いに絡み合って魅力的な演奏になると思います。



大体の場合、ルバートは歌い手と伴奏者との一対一になることが多いですね。テンポという拠り所がない分、より親密にお互いの呼吸を感じることができます。偉そうに語ってみましたが僕もまだまだ勉強中。一緒にルバートの練習してみませんか?

2018年10月6日土曜日

たかがブレス、されどブレス

講師の埼玉です。


みなさんはブレスの瞬間、肩が上がっていませんか?

鏡で一度確認してみてください。

肩が上がってしまった人、歌に適していないブレスの可能性があります。

例えば、200Mを猛ダッシュした後の状態。

または、子豚の家を息で吹き飛ばそうとする狼くらい肩が上がりきっている。

程度はありますが、このくらいの人は立派な胸式呼吸になってます。


胸式呼吸を使ってしまうと、要らない力が入り、喉が絞まる。

そして無駄に疲れてしまい、結果喉を痛めてしまう。

喉を壊す寸前の人を何人も見てきてます。

気持ちよく歌うためにも、直ちに腹式呼吸を習得しましょう。


最近、ネットや動画などを観ていると、

「呼吸に関しては胸式も腹式も気にする必要はない」

「肩が上がっていてもOK」

という意見が見られます。

おそらく、意識しすぎると余計に力が入ってしまう、ということだと解釈してます。

しかし、何となく呼吸を通過してしまうと後々後悔します。

それは前述したとおり。


ここまでで見てみると、まるで埼玉が腹式呼吸信者のように見えますが

それは間違いです。

腹式呼吸は歌の上達には必要条件ではありますが、決して十分条件ではございません。

パズルのピースみたいなものです。

ピース一つ一つを正確にはめていく。

歌も同じようなものだと思います。



肩が上がるという話から大分脱線してしまいました。

たかがブレス、されどブレスです。






Lemon / 米津 玄師

2018年6月21日木曜日

発声と滑舌

良く滑舌が悪いのを直したい、と仰る方がいます。

ご本人は口や舌の動きや使い方が悪いせいじゃないかと思っていらっしゃいます。

ですが、実際にその発声を聴くと単に鼻が詰まっている/通りが悪い、だけということも多々あります。

やってみればすぐに分かることですが、
例えば鼻を指で摘んで早口言葉を喋ったら、
絶対に明瞭な喋りにはなりません。

滑舌が悪いと思っている方の相当数が、単に鼻の通りが悪いだけだったりします。

2018年6月17日日曜日

歌と呼吸

歌を上手に歌う為には様々なことが同時にできないといけませんが、中でも呼吸は重要です。 声を安定させ、歌の表現力を高める為には、息を贅沢に使う必要があるからです。

歌で使う呼吸は、普段の呼吸とは違います。 普段の呼吸はどちらかと言えば浅い、軽い、余り意識せずに行なう呼吸です。 対して歌で使う呼吸は、深く、大きく、どちらかと言えば意識して行なう必要がある呼吸です。 便宜上普段の呼吸を「胸式呼吸」、歌の呼吸を「腹式呼吸」と呼ぶこともあります。


(c) .foto project

深く大きくする必要があるのは、扱える息の量を増やす為です。

呼吸で吸った空気は、肺に入ります。解剖学上肺は、右と左に分かれ、更にそれが「葉(よう)」と呼ばれる区画に分かれています。右が3葉左が2葉あり、計5つの葉は、上から上、中、下と呼ばれます。

肺の水平周囲は肋骨によって囲まれています。 上は鎖骨の付近から覗いています。 下は横隔膜という筋肉で押えられています。

イメージとしては、密封した鳥篭の中に5つの紙袋があって、そこから出ているパイプが鳥篭の外に繋がっている。鳥篭の底にはゴムの膜があり、下に引っ張ることができる。 そんな感じです。

アコーディオンのように、このゴムの膜を下に引っ張ると、パイプから外の空気が取り込まれ、紙袋が膨れ上がります。これが息を吸う状態。 下に引っ張ってたゴムの膜を放して、上に戻すと膨らんだ紙袋が潰れて中の空気がパイプから外に出ていきます。これが息を吐く状態。 アコーディオンなら引っ張ったものを押し込んでいく状態ですね。

歌の為に贅沢に息を使うには、先ず息の総量を増やさないとなりません。 所謂肺活量ですね。 これは息を吐き切った状態と息を取り込んだ状態の差が大きい程大きくなります。
この差を大きくして行くように訓練する訳です。
  • 先ずは思いっきり息を吐きだします。そこから鳥篭の緊張を解くと自然と肺に空気が取り込まれます。
  • 次に鳥篭下部の横隔膜の上下の差を大きくするようにします。下葉の方に今までより多くの空気が入るようになります。これができれば大抵の歌なら苦労無く歌えるようになります。
  • 更に肺活量が必要になったら、横隔膜付近を水平方向に動かす訓練をします。肋骨も少し広がるので、より多く下葉に空気が入り、肺活量が上がります。
  • もっと肺活量が必要になったら、鳥篭の上方、肩付近を動かす訓練をします。それで上葉の方に今までより多くの空気が入るようになります。
全ての葉に限界まで空気を取り込める人はそう多くはありませんが、これがちゃんと出来てる人が息を吸い切った状態は、本当に上半身の鳥篭部分が丸く膨らんで見えます。

いづれにせよこういった形で普段あまり使っていなかった胴体部分の内側の筋肉を自在に動かせるようになると、それに伴って様々な巡りが良くなります。 また肺活量が増えることで健康にも色々良いことが出てきます。

2017年9月8日金曜日

腹式呼吸について

ちょっと涼しくなってきましたが、夏の疲れなのか気圧が低いからなのか・・・
だるさや眠さが抜けない方多いのでは??

私もかなり気圧に左右されてしまうので、すごいわかるー!

生徒さん達もそういう方多いです!
でもちゃんとレッスンにきてみんな偉いです☆


そんな頑張り屋さんの生徒さんたちにこのレッスンをしたら結構すっきりしたとのお声を沢山いただいたので紹介したいと思います♪♪

まずなぜだるさが抜けないのか!!

自律神経が乱れているからが多いと思います。
これだけ気候が不安定だとお日様も見れないし、体がオンなのかオフなのかわからなくなってしまいます。
そうなるといろいろな事をやっちゃうんですね。。人の体は!
ストレスを発散するために、暴飲暴食やネットで夜更かしなど・・・

ドキッとしたあなた!気をつけてね笑
そうすると負のスパイラルの中へようこそ!!ってなってしまうので・・・

いろいろ改善策はあります!お風呂につかる、食生活の改善、寝る前にスマホ見ない、運動するetc...

でもその中でも結構効果が早いなと思ったのとストレス発散にはかなり健全なのです!
こちら「腹式呼吸」です!

そうです!良く耳にするやつですw
でもただの腹式呼吸じゃなくて、ここが大事です。

「歌う時の腹式呼吸」

ポイントはしっかり息を吐くときに下腹部に安定感があるように!
腹を据えた感じがいいです!
すーっと吐く。この時に音が抜けてたり、ゆっくり息を吐いてはいけません。
蜘蛛が糸をするするっと吐くように真っ直ぐ遠くに息を吐きましょう。

吐ききったら・・

ここでも注意です!結構みんな死ぬほど吐くんですが。
すーっと言う音がもう出せなくなったら吐き切ったって合図です!

そうしたら慌てないで空気はいっぱいありますから笑
ゆっくり鼻から吐いてる時にキュってなった下腹部の力を緩めながら空気を入れましょうね。

結構疲れますが、この動作を連続して行います!
出来る限りでいいです!

例えばストレッチしながら、寝る前とかにやってあげるとよりいいですよ!

間違っても深呼吸ではないので、気をつけてください!
深呼吸だと肺が上に広がるので、胸が上に上がります!
肺が下へ伸びるのが腹式呼吸です。

ちょっと難しい方は寝っ転がって膝を立ててやるといいと思いますので、どうぞお試しあれ₍₍ ◝(●˙꒳˙●)◜ ₎₎

この時期を健康で歌も上手くなる基礎練習方法で乗り切りましょうね!

ではまたお会いしましょう!
五月みどりと一文字違い松木翠でした‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、



2015年9月29日火曜日

「頭式呼吸」共鳴ボイトレ法・声優だって歌いたい!: ボイストレーニング誕生

KISS MUSIC の平山さんが本を書きました。
暫く前に知ったので、私は随分出遅れて、最近漸く読み終りました。

冒頭は、「共鳴点の操作」と「呼吸」について、特化した本になっています。

後半は「トレーナー向けマニュアル」だそうです。

皆さんは、人が歌ってるのを見た時に、どこで音が鳴っているか(共鳴点)分かりますか?

私も何人かとこの話題は話したのですが、分かる人と分からない人がいるようです。VSVの講師は全員分かりますよ。

これが分かるようになって、自分で意識して操作できるようになると、随分と発声が楽になりますよ?