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2018年11月16日金曜日

ルバートについて

今日はルバートについて語ってみようかと思います。

ジャズなどで「曲の初めはルバートで歌ってそのあとインテンポに〜」なんて会話があったりします。ルバートって何?という方にまずは便利なWikipediaさんに聞いてみましょう。正しくは「テンポ・ルバート」というそうです。
テンポ・ルバート(伊: tempo rubato)は、訳せば「盗まれた時間」という意味であり、本来的には音符の音価の一部を奪い、他の音符に付与することを意味していた。したがって全体のテンポは変化しなかった。19世紀以降ではこの概念は退化して、柔軟にテンポを変えるという意味で用いられるようにもなった。

ということでテンポ、拍の長さを柔軟に変えましょうということになります。

で、よく現場でも「ルバートってどう歌っていいかわからない」という方が非常に多いです。また、いくらテンポを柔軟にしてやるからと言ってピアノやギターなど伴奏する人を置いてけぼりにしちゃう人が多いように思います。僕なりのルバートのやり方というのかな?大事なのは何かというのを語ってみたいのですが、とにかく一番大事なのは

「息を合わせる」

ということです。当然ですが伴奏者と息を合わせねばルバートのような演奏は成り立ちません。バラバラになってしまいますよね。ここで息を合わせるというのはどこから歌い出すのかというタイミングをはかることになります。
どうやって息を合わすか?ですが、息継ぎです! 伴奏する人は歌う人の息継ぎのタイミングをよく観察しています。息を吸ったらあと出すしかないでしょう笑。どこから歌い出すのか、一番わかりやすいのは息継ぎの瞬間です。
ヨーイドン!せーのっ!って言ったら大体この辺ってわかりませんか?文字通り呼吸で、息でタイミングを合わせる、息を合わすことが大事だと思います。

また、自分から出るべきところなのか、伴奏の音を聞いてから出るのかをきちんと把握するということも大事だと思います。その曲によって様々ですが、歌がリードすべきところ、伴奏がリードするところ、いろんな要素があると思います。そこを理解してやると話はスムーズです。お互いに絡み合って魅力的な演奏になると思います。



大体の場合、ルバートは歌い手と伴奏者との一対一になることが多いですね。テンポという拠り所がない分、より親密にお互いの呼吸を感じることができます。偉そうに語ってみましたが僕もまだまだ勉強中。一緒にルバートの練習してみませんか?

2018年10月16日火曜日

リズムの捉え方〜その2〜

前回、リズムの捉え方というお話をしましたが、じゃあどうすればそれを捉えられるのかというお話をしたいと思います。

まず曲を聴く時、どこに注目して聴きますか?
歌のメロディ、ピアノやギターなどのコード楽器がハーモニーを奏でています。
そしてリズムに関して注目するのはやはりドラムですね!

リズム感がないとお悩みの方、まずは曲を聴きながら、よりドラムに注目してノリノリになってみましょう!体を動かしてみたり、もう踊ってみちゃってもいいでしょう!
そしてドラムのフレーズを声に出してみるといいと思います!

ドンタンドドタンドガラカドガラカデケデケガシャーン!!

みたいな笑


大体の場合、シンバル、ハイハットが細かいリズムを出します。バスドラムが強拍でなることが多く、スネアがアクセントをつけていたりします。
ドラムという楽器、元々は太鼓やシンバル1つ1つを一人の人が担当していたのですが、だんだん人が少なくなっちゃって出来なくなってしまって、えぇい!全部まとめてやってしまえ!という感じであの形になっていったのだとか…ちょっと話が逸れましたが、その1つ1つがどんなことをやっているのか注目して聞いてみてくださいね。

8ビートのロックなのか?はたまた4ビートのジャズチューンなのか?レゲエ?ボサノバ?サンバ?テクノ?16ビートのファンク?いろんな名前出てきますが、とにかく感じることが大事だと思います。聞いてるだけではなく、ドラムフレーズ、是非歌ってみてください!

とても当たり前のことのようですがとにかく細かく聞いてみてくださいね!そしてノリノリで歌ってみましょう!

私事ですが全パート声に出して歌うってのが流行ってたりします笑

2018年10月9日火曜日

リズムの捉え方

こんにちは吉川です。

今回はリズムの捉え方についてお話ししようと思います。

色々なリズム、曲の雰囲気がありますよね?
演奏の現場でもこの曲はこうでこうで~とか、原曲とは違ってこういうアレンジで~って説明されることが多いです。


それを踏まえて演奏に臨むのですが思い通りにいかないこともよくあるわけです。


例えばバラード風の雰囲気でと言われて演奏していたのですが、その曲はもともとボサノバの曲で、スローなボサノバのな感じの雰囲気を持っていました。この時、ボサノバの共通認識がないと雰囲気、ノリが出ません。


実はそういう感じでやりたいとおっしゃったシンガーがその感じをつかめておらず、こんな感じじゃない?とみんなで作っていった結果、すごくいい雰囲気になったんです。


曲に内在するリズムを感じて歌うだけでも雰囲気やノリが良くなったりします。メロディーが四分音符のゆったりした感じでも細かいノリが出てくるのです。


実際僕は現場で譜面だけ見せられてこんな雰囲気でと言われ演奏することも多いです。瞬時に雰囲気を感じ取らねばなりません。そういうところを感じ取って演奏できているから現場に呼び続けてもらえてるのだと思っています。



レッスンではいろんな曲の雰囲気、ノリをしっかり出せるよう、感じられるよう指導しております。皆さんも是非色々聞きに来てください!

無料体験、お待ちしております。


2018年10月4日木曜日

リズム練習、目的の曲のために

特定の曲のリズムを練習する場合の話をします。

先ず前提として、
曲を十分に聴き込んでいること(曲を正確に覚えていること)
その曲のテンポについて行けること大体タイミングを合わせられること
とします。

さて、この状態でリズムの練習をするということは、その曲のリズムのパターンをきちんと自分で再現できる、歌えるようにするということです。

その場合には感覚を鍛える場合とは逆に、テンポを本来のそれよりも落して練習します。正確にリズム・パターンを模倣する為です。

楽譜がある場合には、楽譜を見て正しいリズムを把握します。
楽譜を見てもそのリズムが良く分からない時は、リズム・マシンのアプリを利用すれば良いです。

楽譜が無い場合は特に、テンポを落した歌入りの曲で練習します。
テンポを落すのもアプリが利用できます(YAMAHA Chord TrackerYouTubeアプリ、あるいはカラオケのアプリ等)。
聴きながら真似をして合わせて行くことで、正確なリズムを把握します。


(c) .foto project

正しく把握できた、と思ったら、今度はメトロノームのクリックにきちんと音を当ててちゃんと合わせて行きます。
リズム・パターンや音の長さを勘違いして覚えていた場合や、その特定のパターンが苦手であった場合は、そこでクリックからズレたり、小節区切りから外れたりするので分かります。
或は和声を聴いて分かるのであれば、ズレたフレーズは当然和声も狂うのでそこでも分かります。

そういうものを順次丹念に潰して行きます。


そうやって実際に歌ったものを録音しておき、後程再生して確認することも重要です。

落したテンポでちゃんとできるようになったら、元のテンポで練習して仕上げれば良いのです。うまくいかないところがあったら、楽譜で再確認したり、テンポを落した曲を聴いて再度練習します。


仕上がりの確認は、分かる人に聴いて貰うとか、或はカラオケの採点機能を利用するということになると思います。



2018年9月27日木曜日

速いテンポに感覚を慣らす方法(2)

「聴くだけ」の方で、大体合ってきたな? ついていけるようになってきたな?
と感じたら、今度は実際にやってみる番ですね。

本当についていけているのか?

そういう感覚がある人に聴いて貰って、判断して貰う方法が一つ。
※ 当校へ習いに来て下さい(笑) ★体験レッスン申込★

そうではなくて一人で出来る方法の一つとして、ゲーム、所謂音ゲー/リズム・ゲーがありますね。

この手のゲームは色々ありますが、タイミングの合致度が成績に反映されて数値で見られるものが良いです。スマホでお気軽に遊べます。何より楽しみながらやれるのが良い。

私が主に使っているのは、 Reflec Beat ですね。
一時期ラブライブもやってました。

Reflec Beat を例に説明しましょう。

これは対戦形式で、自他を表す赤青2色のディスクが画面上に飛び交い、リズムに合わせて自陣のライン上を通過するので、そのタイミングに合わせてそのディスクを叩くことでスコアが加算されます。



ディスクを叩くタイミングがより正確である程スコアは良くなります。
正確な順に、 Just / Great / Good / Miss となります。

さて、リズム/テンポ/タイミングの練習用としては、「とにかく Just の比率を増やす」ということが目標となります。

なので、次のように使います。
  1. ゲーム難易度は BASIC に設定。
  2. 画面を注視せず、次に自ラインを通過するのがどのディスクになるのかが分かる程度にぼんやり眺める。
  3. 曲を良く聴きながら、自分の中でカウントを取る。その拍に合うように/合わせて、ラインを通過するディスクを叩く。
  4. 曲が終了し、スコア表示になったら、Just とそれ以外の個数の比率のみに注目する。そして、Just の比率が高くなるように心掛けて練習して行く。

注意:
  • 難易度を上げても同時に現れるディスクの数が増えるだけなので、タイミングを合わせる目的とは合いません。
  • 画面を注視してしまうと、視覚情報優位のただの反射ゲームになってしまうので、目的上それは避けます。聴いて、自分の中でキープする拍をゲームの曲のそれと一致されることが目的です。

Just / Great / Good の判定は、あるべきタイミングからどの位時間的にズレて叩いたか? で決まります。

大雑把には、こんな感じと思います。

  • Just: プロが聴いても正確なタイミング。
  • Great: プロが聴くとズレがあることは分かるが、まぁ許容範囲内。
  • Good: 明らかにタイミングを外しているが、間に合ってはいる。

先ずは、Just 以外が、Just の 1割程度になるように頑張るのでしょうね…
※ アーケード版で高スコアを叩いているような人達は、比率 1% 程度を平気で出していると思います。

私のような鈍い人間には、気の遠くなるような道程です。




因みに現在の私のスコアです。
これでも数年前よりは良くなったんですよ…


2018年9月21日金曜日

速いテンポに感覚を慣らす方法(1)

さて、テンポ/タイミング感の上限は聴いた時にどの速さ迄正確に分かるか?
だと思います。

聴いて分かったものを自分の身体を使って再現すると、必ずそれよりも悪くなりますからねぇ。

だから聴いた時にちゃんと分かるテンポ/速さの上限を上げるという練習も必要です。

具体的な方法ですが、昔私がある人に聞いたのは次のようなものでした。

・知ってる曲/歌おうと思っている曲の、テンポを上げて聴く

例えば YouTube の再生アプリ、以前紹介した YAMAHA Chord Tracher 等々のアプリでは、再生速度を変えて聴くことができます。これで倍速(無理なら一番速い速度)で再生してちゃんとついて行くという練習が良いそうです。

聴きながら自分の中でカウントを取って、それがズレないように一生懸命ついて行くということです。
物凄く辛いけれども、頑張る。
例えば速過ぎて 4拍カウントできないなら、1拍目だけきちんと、拾う。

そうやって慣れることだそうです。

2018年9月18日火曜日

自分のテンポ/タイミング感の精度を知る(2)

聴いて合わせるテンポの精度ということで、聴く方だけの精度について前回確認しました。

今度は、実際聴いたものをその通りにやることができるか? という観点で同じように精度を調べます。

テンポの推定(1)」で書いたように、メトロノーム・アプリのタップ・モードで叩くとその叩いているテンポが分かるので、この機能を利用します。

前回調べた限りでは、私の「聴いて合わせるだけ」のテンポの精度は 280 BPM が限界でした。なので、これを聴いた時に、その通りにやることができるか? を調べます。

280BPM の4拍子クリックをタップするのは辛いので、4拍子の1拍目だけを叩くことにします。そうすると、メトロノーム・アプリでは 280 ÷ 4 = 70 ということで、 70 BPM と表示される筈です。

やってみましょう。
声に出さずに、1, 2, 3, 4, 1, 2, 3, 4 ... とカウントしながら、1拍目だけを叩きます。

慣れないうちはアプリを2つ使って、1つのアプリで鳴らしているクリックを聴きながら、もう 1つのアプリでタップ計測する、ということで良いと思います。

私は鳴らす方のアプリに Metronome: Tempo Lite を使い、叩く方に Cadenza を使ってみました。



叩くにつれて、アプリの BPM の数字が変化していくと思うので、目標の 70 に落ち着く事を目指して、一定間隔を心掛けて、ひたすら叩き続けます。この時変化する数字の最小と最大を覚えておいて下さい。

数十秒も安定して叩けば、大体このブレの範囲の見極めはつくと思います。

私の場合、目標の 70 に対し、実際は 65 〜 75 辺りにブレました。
つまり、大体 70 ± 5 ということになります。

時間に換算すると、

70 (BPM 280)が、1 分 ÷ 280 拍 ÷ 4 拍子 = 60000 msec ÷ 280 ÷ 4 ≒ 54 msec
65 (BPM 260)が、1 分 ÷ 260 拍 ÷ 4 拍子 = 60000 msec ÷ 260 ÷ 4 ≒ 58 msec
75 (BPM 300)が、1 分 ÷ 300 拍 ÷ 4 拍子 = 60000 msec ÷ 300 ÷ 4 ≒ 50 msec

となり、大体 54msec のクリックに対し、前後 4msec 位ブレることが分かります。

まぁいづれにせよ、聴きながら合わせてもこの精度なので、クリックを聴かずに合わせようとした場合、数小節も進めば(5小節で20クリック)、平気でクリック1個分前後にズレることが分かります。

…曲として、合う訳がありません(笑)

2018年9月17日月曜日

自分のテンポ/タイミング感の精度を知る(1)

吉川講師によると、リズム感強化の第一歩は、如何に正確にテンポ・キープできるか?
だそうです。

さて、手始めに曲/リズムを聴いてそのテンポに合わせる、という時の精度を計ってみましょう。

私が試したのは次の手順です。

先ずは聴き取りの精度をみることにします。

メトロノーム・アプリを使って、4拍子のクリックを聴いてみます。
聴きながら、声に出さず、自分の中で 1, 2, 3, 4, 1, 2, 3, 4  ... とカウントを取って、クリックに追随します。

テンポ 120位から始めて、徐々に速くしていきましょう。
或は、区間2分法で調べるともっと早く決定できます。

ある程度速くなると、感覚的に「あ、これは完全に乗り遅れている」とか、「全然早過ぎて間に合わない」とか、「合ってるのかズレてるのかさっぱり分からない」と思うようになります。
そうしたらそれは自分の感覚精度よりもテンポが速過ぎるということです。
テンポを遅くして、自分が追随できている速さを見つけます。

今の私の場合、大体テンポ 280位が追随できる限界のようです。
つまり、8ビート換算だと BPM 140 です。

この場合、 1 分 ÷ 280 拍 ÷ 4 拍子 = 60000 msec ÷ 280 ÷ 4 ≒ 54 msec ということで、聴き分けることについては、大体 54 msec(ミリ秒) の精度があることが分かります。

2018年9月14日金曜日

音の長さのお話

今日は音の長さのお話をしたいと思います。

1つの例ですが、とある生徒さんはバンドでボーカルをやっていて様々なカバー曲を演奏されているそうなのですが、今回はバンドで8ビートの曲をレゲエ風アレンジにして演奏するとのことで一緒に音を出しながらレッスンしてみました。

気がついたのはレゲエ風パートのところがレゲエな陽気な感じが出ない。なんだかかたい感じになってました。
ところが原曲と同じように演奏してみると、かたさがなくなって伸びやかな歌声になったのです。
原曲では…

これはバックのリズムを感じようとしすぎて音がしっかり伸びていないことから発生したものでした。


練習の時に使うメトロノームだけだといわゆるクリック音だけが鳴ります。音符にしてみると、
クリック音
と、短い音符になってしまいますね。実際にこのように歌うとブツブツ途切れてしまう感じになってしまいます。



その生徒さんは特に一番最後の4拍目の音がアクセントのようになり、
4拍目が短い
最後の4拍目でブツっと流れを止めてしまう感じになっていました。実はノリのいい曲を歌うときにありがちで、力が入ってしまって最後止めてしまうパターンです。




逆のパターンもあります。
4拍目が伸びてしまった
音を伸ばし過ぎてしまい次の小節にはみ出してしまってます。音が切れるところがわからず間延びしてしまいます。


音の長さをしっかり感じて歌うことが前回も触れたノリの良さに繋がると思います。伸ばすところはしっかり伸ばす。切るところはビシッと切る!一生懸命リズムに合わせるのも大事ですが1つ1つの音符の長さ、休符の長さも感じてくださいね!


レッスンではこのような指摘をさせていただいたところ生徒さんもだいぶ歌いやすくなったそうです。一緒にやっていてもよりレゲエなリズムに乗れるようになりました。

ほんのちょっとのことですが意識するとだいぶ変わります。お試しあれ!
今日はここまで!

2018年8月26日日曜日

BPM という言葉

テンポを表すのに BPM という略称を使います。
Beats Per Minute つまり、1分間に何回クリックが鳴るか? という意味です。

つらつらと色んなものを見ていると、どうも現在3通りの意味で使われているようです。

話を簡単にする為に、ビート1個は四分音符で、1小節は四分音符 4つからなるという前提で進めますね?

  1. 一番素朴な、そして古典的?な解釈。テンポ記号で使う数値。つまり、楽譜によく載っている、四分音符が1分間に何個入るか? という奴。 四分音符記号=120 とあれば、120 BPM ですね。
  2. 次。英語の言葉通り、1分間に何回音(beat)が鳴るか? で捉える。つまり、テンポ120の場合でも、譜面の中で支配的かつ一番細かい音符の長さが8分音符なら、BPMはテンポの倍になります。だって、8分音符 2個で四分音符 1個だから。だからテンポ120で8ビートなら 240 BPM、同じく 16ビートなら 480 BPM になる。
  3. 次。曲の中の音符の細かさが一定じゃない場合、例えばシンコペーションや構成の加減で、極一部だけ16分音符が連続するけど、後は殆んど四分音符とかだった場合に、テンポの数字だけで表現してしまうと、実際より遅く感じる。かといって、16分音符を基準にしてテンポの4倍で表現してしまうと、実際より速く感じてしまう。だから、全体の平均を取る。音ゲーの曲難易度評価に良く使われる手です。
大体の基準がやっぱり良く言われる、テンポ140かつ16ビート以上の曲で、そっから上になると、曲の速さは上記2 のBPMで計った方が分かり易いと思います。

実際に歌えるかどうかは、上記3の平均BPMで大体歌えるかどうかを判断し、きちんと綺麗に歌えるかどうかは曲全体の中の一番複雑な所を上記2のBPMで捉えて、そこがちゃんと歌えるかどうか? で決まると思います。

2018年8月19日日曜日

心地よいノリ

暑い日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか?そんな中、今日もリズムについて熱く語ってみたいと思います。

そもそもリズムは演奏者みんなできっちり揃えばそれはそれで気持ちいいのです。しかし若干のズレがあることによって独特の揺らぎが出来てより気持ちよくなれます。

例えばグルーブするとかジャズではスイングするなんて言い方もします。グルーブとかスイングという言葉は広い意味で使われたりするので安易にこうだと言えないのですが、日本語で言うと「ノリがいいね!」って言うのが正しいのかなぁと思います。


一応Wikipediaさんの説明載せておこう笑

グルーヴgroove)とは音楽用語のひとつ。形容詞はグルーヴィーgroovy)。 ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。語源は(アナログ)レコード盤の音楽を記録した溝を指す言葉で、波、うねりの感じから ジャズ、レゲエ、ソウルなどブラックミュージックの音楽・演奏を表現する言葉に転じた言葉である。現在は、素晴らしい演奏を表す言葉の1つとして、ポピュ ラー音楽全般で用いられる。
グルーヴを構成する要素としてはリズムやテンポ、シンコペーション、アーティキュレーションなどが挙げられ、主にリズム体(ベース、ドラムス、パーカッションなど)を対象とした概念である(例:グルーヴィーなドラミング、など)。「ノリ」(乗り)を表す言葉である。ジャンルによって感じるグルーヴは様々で、グルーヴ感の会得は、演奏者にとって必要不可欠な要素のひとつである。
引用 Wikipediaーグルーブより

うん、僕も大変勉強になりました!ありがとうWikipedia先生!

難しい言葉がたくさん出てきましたが、歌を歌うみなさんにとって何が大事かというと、
・歌う曲がどういうノリで演奏されているかを感じること
・そのノリの中でどう自分の歌のメロディーを乗せていくか
だと思います。

前にも書いたかもしれないですが曲をよく聞き、感じることがまずは第一歩。その上で歌っていきましょう。
勘 違いしないで欲しいのはただちょっとズラせばノリが出るとかグルーブするとかって考えるのはNGです。一拍のジャストを感じた上でジャストのちょっと前 後、ギリギリ許せるジャストの前後の範囲でうねりを作っていきます。これを共有するのはかなり難しいですが周りをよく聞いて感じて欲しいです。もちろん きっちりテンポキープは基本ですね。
いろんな音楽を聴いて心地よいノリを感じられるように、そして表現できるよう頑張りましょう!
とりあえず今日はここまで!

2018年8月16日木曜日

giant step, quadru foot technique by Morgan from HENKER


BPM240の32分音符ですってよ?(笑)

1クリックが 31msecになりますね。

私の聴き取り能力を遥かに超えています。


音楽の場合、

1. 聴いて、或は譜面を読んで、それが精確にどんなものか分かること。
2. 分かったものをそのまま頭の中で再現(演奏)できること。
3. 頭の中のイメージをその通りに自分の身体を使って表現できること。

の3段階でパフォーマンスすることになると思うんですが、
私の場合やはり 1クリック 100msec 程度が限界のように思います。

せめて 50msec 位迄持っていけると…

2018年8月11日土曜日

テンポの推定(2)

さて、「テンポの推定(1)」でやった方法でテンポが分かれば良いんですけど、往々にしてリズム音痴には分からない場合もあります。当人の知覚の限界よりも曲が速い場合にそうなり易いですね。慣れるしかないようなんですが、慣れる迄どうしたら良いのか?

例えば、「初心者の練習(3)」でも紹介した、デジタル音源の編集ソフトを使えばそういうことが可能です。
一般的には Cubase というものを使う人が多いようです。
私は常用環境が Linux なので、Audacity というフリーソフトを使います。

Audacity の例で行くと、次の手順になります。

1. アプリの起動。
2. 目的の曲の音源の読み込み。
3. (曲の途中でテンポが変わっていることもあるので)曲の中からテンポ推定したい部分を選択。
4. メニューの Analyze から、Simple Fixed Tempo Estimator を選んで実行。
5. 推定されたテンポが BPM 表示される。

と、なります。

これでバッチリ(笑)

 最近はスマホでも似たようなアプリが出てるようなんですが、試した限りでは、推定の精度が微妙でした。

2018年8月9日木曜日

テンポの推定(1)

体内メトロノームとでも言うべきか、曲を聴いた時に大体のBPMが分かる人は別として、特にリズム音痴はそのテンポ感も弱いことが多いので、どの位かが良く分からなかったりします。

そういう訓練(「体内メトロノーム」トレーニング)をする本 もありますけどね。

まぁ、それができない時に、曲を聴いてどの程度のBPMかをどうやって計ったら良いのか? という話。

こんな時にもスマホのアプリでお手軽に確認する方法があります。
メトロノーム機能を使うのです。
大抵のメトロノーム・アプリには、画面を叩く(タップする)とその叩く間隔からBPMを推定してくれるモードがあるので、それを使えばいいのです。

例えば以前、ピッチの計測アプリ でも紹介した Cadenza というアプリはピッチの計測だけではなく、メトロノーム機能があるので、それが使えます。

タップ・モードで、曲を聴きながら、曲の拍に併せてスマホの画面を叩けば、BPMの数値が変化して行き、やがて大体同じ値に落ち着きます。それが、その曲のテンポです。

テンポが推定できたら今度は逆に普通のメトロノーム・モードにして、そのテンポで音を鳴らしてみます。それがちゃんと曲と合っていれば、正しく推定できたことになります。
大体合って聴こえても数十秒聴くうちに少し進む/遅れるようであれば、テンポを若干減らす/増やす必要はあります。

Cadenza

2018年8月1日水曜日

音の時間的なズレの知覚(3)

ちょっと逆に考えてみましょう。

例えば、80ミリ秒位平気でズレるとしてみましょうか?
最近は調べてないので分かりませんが、少なくとも数年前の私はそうでした。

この場合どの程度のテンポの曲迄なら、ズレを誤魔化せるでしょうか?

80ミリ秒が、1/4のズレに収まる必要があるので、1クリックが 320ミリ秒になりますね。

8ビートとすれば、4分音符1個が 640ミリ秒ということ。
これを BPM に換算すると、約 BPM94です…最近のアニソン歌えません(笑)

16ビートだったら、BPM47 なんていう悲惨な結果に終ります(笑)
…どうにもなりませんな。

気が遠くなるような道程になりますが、練習すれば相当改善可能な筈です。

2018年7月30日月曜日

音の時間的なズレの知覚(2)

で、実際歌の場合どの程度のズレなら許されるか?

多分、正しい音の位置から、1/2ズレてたらもう、早過ぎか遅過ぎか、曖昧で区別が難しくなりますよね?
そう考えると、望ましいのは 1/4のズレ、まぁ大目に見て 1/3のズレ迄なら許されると思いますね。

じゃ、この正しい位置の基準はどれだけの時間か?

例えば、BPM120 の曲としましょうか。
通常4拍子なら、これは、4分音符が基準となりますので、BPM120は、1分間に4分音符が120回鳴る、という意味になります。

ここで例えば16ビートの曲、つまり16分音符がリズムの最小であるような曲の場合、音符と音符の間隔(クリック)はどれだけの時間か?
1分間=60秒で、4分音符120回なので、4分音符1個が0.5秒=500ミリ秒。

これが16ビートとすると、更に4分割なので、500÷ 4 = 125ミリ秒。

音はこの間隔で鳴っていることになるので、許容されるズレを 1/4 とすれば、125÷ 4 = 31ミリ秒。許容されるズレを 1/3 としても、125÷ 3 = 40ミリ秒。

これ以上早かったり、遅かったりすると、「リズムの(時間的)ズレ」とみなされかねない。…結構シビアですよ?

で、実際最近の曲、アニソンとかロックとかね、どうなのよ?
って、考えると、結構 BPM140 を軽く超えたりします。

BPM140の16ビートのクリック間隔は、約107ミリ秒。
この 1/4 は 27ミリ秒、1/3 でも 36ミリ秒です。

…これ未満に抑えないと、「ズレてる」って聴こえちゃうかもしれません。

リズム音痴には辛いです(笑)

因みにクラッシクのオーケストラの話になりますが、こんな記事「CLASIC レコーディング」が見つかりました。
この記事によると、「音が2つ鳴ったか1つしか鳴らなかったかの標準的なしきい値は15ミリ秒、つまりもしも15ミリ秒音がズレれば10人中9人は音が2つ鳴ったと判断出来る。」とのことです(笑)

2018年7月28日土曜日

音の時間的なズレの知覚(1)

歌や音楽での、音の時間的なズレって、一体どの程度迄許容されるのでしょうね?

ところで皆さん音の速度がどの位かご存知ですか?
常温の空気中で、1秒で大体 340m進みます。ちょっと分かり難いですね?
じゃ、逆に 1m進むのに何秒かかるか?
3ミリ秒(1ミリ秒は 1/1000 秒)です。
成人の両耳の間隔を約 30cm とすると、1ミリ秒あれば通り抜けてしまいます。

両耳が健常であれば、音の鳴った方向が分かる訳ですが、それは同一音源が発した音が左右の耳に届く時間差から、方向を判別している訳なので、この精度で知覚できるということじゃないでしょうか?

実際に私「初心者の練習(3)」に書いたやり方で試した範囲では、2つのトラックの音ズレを「エコーがかかってるように聴こえる」という感覚で試したところ、確かに 1ミリ秒ズレていたら分かりました…ただの気のせいかもしれませんが(笑)

原典が見つけられないのですが、昔の「情報処理」学会誌に、「聴覚はホワイトノイズ中にある 2〜3ミリ秒の無音を知覚できる」とあったので、そう間違ってもいないと思います。

…オーケストラで演奏してる人なんかは、「オケの端では、反対側の端の音は遅れて聴こえる」ことは常識のようです。

2018年7月26日木曜日

リズムの前にテンポキープ

こんにちは!吉川です!
今回はリズム感を良くするための練習の話をしていこうと思いますが、まず大事なのは前回もお話しましたキチンとテンポをキープすることが大事です。

テンポとはなんだ?リズムと何が違うの?

と言われることがありますが、テンポとはその曲の速さ、スピードのことを言います。
このテンポに拍子、ビートなどが加わりその曲のリズムが決まっていきます。

最初のうちはこのテンポをキープするのが難しかったりします。僕たちは機械ではないので誰もが多かれ少なかれ悩んでいるところではないかと思います。

ここで最高の相棒を紹介します!メトロノームなどでお馴染みの「クリック」です!このクリックと共に練習することがテンポキープ、リズム感強化への一番の近道だと思います。

まずは単純な四分音符や八分音符を聞きながら練習してみましょう。

四分音符・・・

八分音符・・・

これでだいぶ出来てきたなぁという感覚が出てきたら今度はクリックを減らしてみます。例えば、

四分音符・・・

八分音符・・・


四分音符のところでは2拍目、4拍目は鳴らさずに、八分音符のところでは全部裏拍にクリックを入れて練習します。地味なようですが結構難しいので挑戦してみてくださいね!

今日はここまで!


2018年7月9日月曜日

リズムについて

こんにちは、吉川です!
リズム感がなくて…と悩んでる方、多いと思います。しかし、リズムは鍛えることができると思います!僕も最初は全くできませんでしたから笑。もちろん今でもトレーニング中です。これはずっと続けていくことなんだろうなと思ってます。

では最初につまずくところって一体なんでしょうか?

僕の最初のつまずきはテンポキープに関してでした。メトロノームに合わせて正確にやっているつもりでもズレていくのです。
おそらく自分が弾くことに一生懸命すぎて周りが聞けてなかったのだと思います。当時バンドを始めたばかりの初心者の時にはこれが悔しくて、メトロノーム鳴らしながら相当練習しました。もちろん今でもメトロノーム使った練習をやってます。

ここで大事なのは弾き始める前、歌い始める前にメトロノームをよく聞いて、どれくらいの速さの曲なのか、自分の音がどこに入るのかを確認してからスタートすることです。
そして焦らず丁寧に、メトロノームは友達だ!笑

次回はテンポキープするためにどういう練習をやったかなど書いてみようかなと思います。


2018年7月7日土曜日

リズム・マシンのアプリ

音程が分からない場合、楽器を持ってきて、その音を実際に鳴らしてみれば、音程を聴いて理解する事ができますね?

リズムが苦手な場合に、そのリズムがどんなものかを理解するにはどうしたら良いでしょう?

今は良い時代になったので、スマホのアプリに「シーケンサー」とか、「リズムマシン」と呼ばれるものがあり、それを使うことで簡単に鳴らして聴くことができます。

iPad / iPhone なら例えば DM1 (The Drum Machine) というものがあります。


複数のトラックを同時に鳴らす事ができるので、楽譜を見ながら実際に打ち込んでみれば良いんです。

リズムの練習なので、例えばこんな風に入れると良いでしょう。

  • トラック1に、クリック(4拍子の曲なら1小節に4つ等間隔に鳴らす)
  • トラック2に、小節内第1拍のみ
  • トラック3に、ドラムの主なリズム(ドンタッ、ドンタッとかドンドンタタタッ、みたいな奴)
  • トラック4に、メロディーのリズム

こうすれば、リズムが苦手な人も、正確なリズムを耳で聴いて覚えることができます。