わたくし埼玉が頻繁に出すワード、「喉を開ける」。
あくびしてる時、「ハッ」と驚いた時、「オエ~」してる時。
だいたい、この時喉が開いてます。
今回は具体的に喉開けに触れてみたいと思います。
喉が開いてるとき、口の中がどういう状態になっているかというと
まず、喉仏が下がります。
と同時に、軟口蓋というところが上に広がります。
軟口蓋とは、のどちんこがある、ぷにぷにした辺りのことです。
喉仏が下がり、軟口蓋が上がって初めて喉が開いてると言えます。
これを、口を大きく開けることと勘違いしてる方が多いので十分気をつけてください。
喉仏を下げることで、深み、重みのある響きを作ることができ
軟口蓋を上げることで、明るく、軽やかな響きを作れます。
要するに、喉が開くと表現豊かな声を手に入れることが出来るのです。
このバランスが崩れてしまうと、重苦しいだけ声になったり、キンキンと金属的な声になってしまったりと…
ミックスボイスを習得する上でも必要不可欠になってきます。
喉を締めて、ひたすら鼻に声を集めて、これをミックスと言ってる人もいます…恐ろしい。
喉を開けることの一番大事なポイントは
声帯に限りなく負担をかけずに声を出せる、ということです。
喉仏と軟口蓋のバランスが崩れるほど声帯に負担がかかります。
楽しく歌い、少しでも声の寿命を延ばしたいのであれば、しっかり喉を開けていきましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿