2018年11月21日水曜日

低い響きを出すためには

低音がとても利いてる歌手といえば。

男性だと、福山雅治、コブクロの黒田さん、玉置浩二、GACKT、etc…。

女性だと、絢香、AI、竹内まりや、中島みゆき、etc…。

ぱっと思いついたのはこのくらいで、まだまだたくさんいると思います。


声に低音の響きが入ってくると、説得力、深み、安心感が出てきます。

わたくしが重要視しているのことの一つです。

もともと声が低い人は、比較的低音の響きを作ることは容易。

これは、喉仏の大きさ、声帯の長さ・厚みによるものです。

一般的に喉仏が大きい人は声が低い場合が多いです。


自分の歌声は何となく軽いな、薄いな、細いな、と思っているあなた。

声に深みを出したいと思っているあなた。

また、自分喉仏が小さいんだけど…というあなた。

安心してください、あくまで個人差はありますが
今よりも深みを出すことは出来ます。

そのためには、以前話題にした「咽頭共鳴」が必要になります。


突然ですが、みなさんは裏声をどれくらい下の音まで出せますか?

早い段階で地声に裏返ってしまった人、諦めずにチャレンジしてみてください。

これが咽頭共鳴腔を広げる練習の一つで、同時に喉開けの練習にもなります。


裏返ってしまった所から次はもう一つ下まで、さらにもう一つ下まで…

途中で疲れたり、声が掠れたりしたらすぐ休むこと、これも重要です。

この練習は声を張る必要は無いので、自宅でも出来ます。


低い響きを手に入れたい方、是非チャレンジしてみてください。


2018年11月16日金曜日

ルバートについて

今日はルバートについて語ってみようかと思います。

ジャズなどで「曲の初めはルバートで歌ってそのあとインテンポに〜」なんて会話があったりします。ルバートって何?という方にまずは便利なWikipediaさんに聞いてみましょう。正しくは「テンポ・ルバート」というそうです。
テンポ・ルバート(伊: tempo rubato)は、訳せば「盗まれた時間」という意味であり、本来的には音符の音価の一部を奪い、他の音符に付与することを意味していた。したがって全体のテンポは変化しなかった。19世紀以降ではこの概念は退化して、柔軟にテンポを変えるという意味で用いられるようにもなった。

ということでテンポ、拍の長さを柔軟に変えましょうということになります。

で、よく現場でも「ルバートってどう歌っていいかわからない」という方が非常に多いです。また、いくらテンポを柔軟にしてやるからと言ってピアノやギターなど伴奏する人を置いてけぼりにしちゃう人が多いように思います。僕なりのルバートのやり方というのかな?大事なのは何かというのを語ってみたいのですが、とにかく一番大事なのは

「息を合わせる」

ということです。当然ですが伴奏者と息を合わせねばルバートのような演奏は成り立ちません。バラバラになってしまいますよね。ここで息を合わせるというのはどこから歌い出すのかというタイミングをはかることになります。
どうやって息を合わすか?ですが、息継ぎです! 伴奏する人は歌う人の息継ぎのタイミングをよく観察しています。息を吸ったらあと出すしかないでしょう笑。どこから歌い出すのか、一番わかりやすいのは息継ぎの瞬間です。
ヨーイドン!せーのっ!って言ったら大体この辺ってわかりませんか?文字通り呼吸で、息でタイミングを合わせる、息を合わすことが大事だと思います。

また、自分から出るべきところなのか、伴奏の音を聞いてから出るのかをきちんと把握するということも大事だと思います。その曲によって様々ですが、歌がリードすべきところ、伴奏がリードするところ、いろんな要素があると思います。そこを理解してやると話はスムーズです。お互いに絡み合って魅力的な演奏になると思います。



大体の場合、ルバートは歌い手と伴奏者との一対一になることが多いですね。テンポという拠り所がない分、より親密にお互いの呼吸を感じることができます。偉そうに語ってみましたが僕もまだまだ勉強中。一緒にルバートの練習してみませんか?

2018年11月4日日曜日

喉を開けるとは?

わたくし埼玉が頻繁に出すワード、「喉を開ける」。

あくびしてる時、「ハッ」と驚いた時、「オエ~」してる時。

だいたい、この時喉が開いてます。

今回は具体的に喉開けに触れてみたいと思います。


喉が開いてるとき、口の中がどういう状態になっているかというと

まず、喉仏が下がります。

と同時に、軟口蓋というところが上に広がります。

軟口蓋とは、のどちんこがある、ぷにぷにした辺りのことです。

喉仏が下がり、軟口蓋が上がって初めて喉が開いてると言えます。

これを、口を大きく開けることと勘違いしてる方が多いので十分気をつけてください。


喉仏を下げることで、深み、重みのある響きを作ることができ

軟口蓋を上げることで、明るく、軽やかな響きを作れます。

要するに、喉が開くと表現豊かな声を手に入れることが出来るのです。

このバランスが崩れてしまうと、重苦しいだけ声になったり、キンキンと金属的な声になってしまったりと…

ミックスボイスを習得する上でも必要不可欠になってきます。

喉を締めて、ひたすら鼻に声を集めて、これをミックスと言ってる人もいます…恐ろしい。

喉を開けることの一番大事なポイントは

声帯に限りなく負担をかけずに声を出せる、ということです。

喉仏と軟口蓋のバランスが崩れるほど声帯に負担がかかります。


楽しく歌い、少しでも声の寿命を延ばしたいのであれば、しっかり喉を開けていきましょう。