2018年7月30日月曜日

音の時間的なズレの知覚(2)

で、実際歌の場合どの程度のズレなら許されるか?

多分、正しい音の位置から、1/2ズレてたらもう、早過ぎか遅過ぎか、曖昧で区別が難しくなりますよね?
そう考えると、望ましいのは 1/4のズレ、まぁ大目に見て 1/3のズレ迄なら許されると思いますね。

じゃ、この正しい位置の基準はどれだけの時間か?

例えば、BPM120 の曲としましょうか。
通常4拍子なら、これは、4分音符が基準となりますので、BPM120は、1分間に4分音符が120回鳴る、という意味になります。

ここで例えば16ビートの曲、つまり16分音符がリズムの最小であるような曲の場合、音符と音符の間隔(クリック)はどれだけの時間か?
1分間=60秒で、4分音符120回なので、4分音符1個が0.5秒=500ミリ秒。

これが16ビートとすると、更に4分割なので、500÷ 4 = 125ミリ秒。

音はこの間隔で鳴っていることになるので、許容されるズレを 1/4 とすれば、125÷ 4 = 31ミリ秒。許容されるズレを 1/3 としても、125÷ 3 = 40ミリ秒。

これ以上早かったり、遅かったりすると、「リズムの(時間的)ズレ」とみなされかねない。…結構シビアですよ?

で、実際最近の曲、アニソンとかロックとかね、どうなのよ?
って、考えると、結構 BPM140 を軽く超えたりします。

BPM140の16ビートのクリック間隔は、約107ミリ秒。
この 1/4 は 27ミリ秒、1/3 でも 36ミリ秒です。

…これ未満に抑えないと、「ズレてる」って聴こえちゃうかもしれません。

リズム音痴には辛いです(笑)

因みにクラッシクのオーケストラの話になりますが、こんな記事「CLASIC レコーディング」が見つかりました。
この記事によると、「音が2つ鳴ったか1つしか鳴らなかったかの標準的なしきい値は15ミリ秒、つまりもしも15ミリ秒音がズレれば10人中9人は音が2つ鳴ったと判断出来る。」とのことです(笑)

2018年7月28日土曜日

音の時間的なズレの知覚(1)

歌や音楽での、音の時間的なズレって、一体どの程度迄許容されるのでしょうね?

ところで皆さん音の速度がどの位かご存知ですか?
常温の空気中で、1秒で大体 340m進みます。ちょっと分かり難いですね?
じゃ、逆に 1m進むのに何秒かかるか?
3ミリ秒(1ミリ秒は 1/1000 秒)です。
成人の両耳の間隔を約 30cm とすると、1ミリ秒あれば通り抜けてしまいます。

両耳が健常であれば、音の鳴った方向が分かる訳ですが、それは同一音源が発した音が左右の耳に届く時間差から、方向を判別している訳なので、この精度で知覚できるということじゃないでしょうか?

実際に私「初心者の練習(3)」に書いたやり方で試した範囲では、2つのトラックの音ズレを「エコーがかかってるように聴こえる」という感覚で試したところ、確かに 1ミリ秒ズレていたら分かりました…ただの気のせいかもしれませんが(笑)

原典が見つけられないのですが、昔の「情報処理」学会誌に、「聴覚はホワイトノイズ中にある 2〜3ミリ秒の無音を知覚できる」とあったので、そう間違ってもいないと思います。

…オーケストラで演奏してる人なんかは、「オケの端では、反対側の端の音は遅れて聴こえる」ことは常識のようです。

2018年7月26日木曜日

リズムの前にテンポキープ

こんにちは!吉川です!
今回はリズム感を良くするための練習の話をしていこうと思いますが、まず大事なのは前回もお話しましたキチンとテンポをキープすることが大事です。

テンポとはなんだ?リズムと何が違うの?

と言われることがありますが、テンポとはその曲の速さ、スピードのことを言います。
このテンポに拍子、ビートなどが加わりその曲のリズムが決まっていきます。

最初のうちはこのテンポをキープするのが難しかったりします。僕たちは機械ではないので誰もが多かれ少なかれ悩んでいるところではないかと思います。

ここで最高の相棒を紹介します!メトロノームなどでお馴染みの「クリック」です!このクリックと共に練習することがテンポキープ、リズム感強化への一番の近道だと思います。

まずは単純な四分音符や八分音符を聞きながら練習してみましょう。

四分音符・・・

八分音符・・・

これでだいぶ出来てきたなぁという感覚が出てきたら今度はクリックを減らしてみます。例えば、

四分音符・・・

八分音符・・・


四分音符のところでは2拍目、4拍目は鳴らさずに、八分音符のところでは全部裏拍にクリックを入れて練習します。地味なようですが結構難しいので挑戦してみてくださいね!

今日はここまで!


2018年7月14日土曜日

喉に良い・悪い飲み物(後半)

どーも!
埼玉です!
さて、前回に引き続き『喉に良い・悪い飲み物』について話していきましょう。
前半では、先に「これ悪いの?」の方に触れてきましたが、後半は「これは良い?」について話していきたいと思います。
喉に良いものとして、まず思いつくのは蜂蜜ですかね。
飲むというか食べるですよね(笑)
蜂蜜には殺菌、粘膜保護効果があって、歌う前よりかは喉が痛い時にもってこいです。
蜂蜜に大根を浸けたハチミツ大根もオススメですよ♪
喉に良い飲み物として、埼玉が推奨するのが
白湯です(笑)
いや、冗談ではなくです!
良い声を出す為には、まず喉を温めて血流を促すことが大事です。
お腹にも優しいです♪
そういった面では、カラオケの場合
ソフトドリンクに氷をガシャガシャ入れる方が多いと思いますが
敢えてそこは氷を入れないのも喉に良い方法ですね。
あとは温かい飲み物を頼むとか♪
結局のところ
何を飲もうにも、「過ぎない」ことが大事ってことです!
ではでは。

2018年7月13日金曜日

喉に良い・悪い飲み物(前半)

どーも!
埼玉です!

今回は、生徒からよく頂く質問を紹介したいと思います。

『喉に良い・悪い飲み物って何ですか?』

何気に出し尽くされてるテーマかな?(笑)

ですが、せっかくなので埼玉なりの見解を♪


先に「これ悪いの?」の方から。

よく聞くのが、烏龍茶は声帯の油分を洗い流してしまうので控えた方が良い。

他にも、牛乳やカルピスなどの乳製品は痰が絡みやすくなる。

これもよく聞きます。

結論から言います。
上記の件に関しては、わたくしの経験上全く問題ございません。

そもそも油分て…

コーヒーでも、ジンジャーエールでも関係ないです。

カラオケなら尚更。
好きなものを飲んで楽しく歌った方が上手く歌えます♪
 
ただ!!

アルコールの飲み過だけは避けてください!

声帯が浮腫んでしまうからです!

ほろ酔いくらいならセーフですが…

お酒が入らないと緊張して歌えないという方には、少し酷な話かもしれません。


というわけで、後半に続きます!


ではでは。

2018年7月9日月曜日

リズムについて

こんにちは、吉川です!
リズム感がなくて…と悩んでる方、多いと思います。しかし、リズムは鍛えることができると思います!僕も最初は全くできませんでしたから笑。もちろん今でもトレーニング中です。これはずっと続けていくことなんだろうなと思ってます。

では最初につまずくところって一体なんでしょうか?

僕の最初のつまずきはテンポキープに関してでした。メトロノームに合わせて正確にやっているつもりでもズレていくのです。
おそらく自分が弾くことに一生懸命すぎて周りが聞けてなかったのだと思います。当時バンドを始めたばかりの初心者の時にはこれが悔しくて、メトロノーム鳴らしながら相当練習しました。もちろん今でもメトロノーム使った練習をやってます。

ここで大事なのは弾き始める前、歌い始める前にメトロノームをよく聞いて、どれくらいの速さの曲なのか、自分の音がどこに入るのかを確認してからスタートすることです。
そして焦らず丁寧に、メトロノームは友達だ!笑

次回はテンポキープするためにどういう練習をやったかなど書いてみようかなと思います。


2018年7月7日土曜日

リズム・マシンのアプリ

音程が分からない場合、楽器を持ってきて、その音を実際に鳴らしてみれば、音程を聴いて理解する事ができますね?

リズムが苦手な場合に、そのリズムがどんなものかを理解するにはどうしたら良いでしょう?

今は良い時代になったので、スマホのアプリに「シーケンサー」とか、「リズムマシン」と呼ばれるものがあり、それを使うことで簡単に鳴らして聴くことができます。

iPad / iPhone なら例えば DM1 (The Drum Machine) というものがあります。


複数のトラックを同時に鳴らす事ができるので、楽譜を見ながら実際に打ち込んでみれば良いんです。

リズムの練習なので、例えばこんな風に入れると良いでしょう。

  • トラック1に、クリック(4拍子の曲なら1小節に4つ等間隔に鳴らす)
  • トラック2に、小節内第1拍のみ
  • トラック3に、ドラムの主なリズム(ドンタッ、ドンタッとかドンドンタタタッ、みたいな奴)
  • トラック4に、メロディーのリズム

こうすれば、リズムが苦手な人も、正確なリズムを耳で聴いて覚えることができます。

2018年7月3日火曜日

リラックス

どーも!
埼玉です!



歌っている時に、体のいたるところに力が入ってしまう方、結構いるんじゃないでしょうか?

特に、顎、首、肩まわり。


そもそも、何故に力が入るといけないのか?


代表的な理由としては、喉閉めの助長。

これだと思います。

それにより、響き、細かいコントロール、スタミナ維持、etc…これらに影響してきます。


高音を出したい!

声量をあげたい!


ついついパワーで押しきりたくなりますよね。

気持ちは凄く分かります。


でも、その状態に体が慣れてしまうと
なかなかクセが抜けにくくなります。

例えば、お風呂に入ってるイメージ。

あとは、卵の上に立って、殻が割れないようにするイメージ(笑)

これ意外にオススメです。


自分がリラックスできる状況を作っていきましょう!


ではでは。